プロンプト Diff
2 つのプロンプト(または同じプロンプトの 2 バージョン)を並べて比較。行単位の差分を赤/緑でハイライト。LLM プロンプト改良用。
用途
プロンプトエンジニアリングは反復作業です。書いて、試して、一文を調整して、また試す。十数回繰り返した頃には「バージョン 1」と「バージョン 14」が手元にあるのに、どこをどう変えたかの整理された記録はどこにもない、ということがよくあります。本ツールは必要なときにその記録を作ります。2 つのプロンプトを貼り付ければ、どの行が追加・削除・据え置きになったかが正確に見えます。Git も設定もアップロードも不要です。
使うべきタイミング
- 本番投入された変更の監査。 先週マーケが system prompt を調整した、具体的に何が変わった? 両バージョンを貼って差分を読む。
- プロンプトの A/B テスト。 候補が 2 つ、片方が eval で有利。何が差を生んでいる可能性が高いか、差分で切り分け。
- リグレッション復元。 最新プロンプトが 2 反復前より劣化、どの行を変えた?
- チームメイトの編集レビュー。 「ちょっと触っただけ」と言われた system prompt、本当にそこしか触っていない?
- モデル系列間の移植。 GPT 用プロンプトを Claude に移すと文言が細かく変わりがち。書き直しの後に diff を取って構造が保たれているか確認。
並列表示と統合表示
- 並列表示 — 左に A、右に B。両バージョンが似た長さで視覚的に追いたいときに有効。
- 統合表示 — 単一列に + / − マーカー。
git diffのような表現で、Slack 共有や差分が少ない場面に向きます。
よくある注意点
- これは行単位差分です。 長い行の中の単語 1 つを変えると、その行全体が削除+追加として表示されます。文単位で見たい場合は語単位の差分ツールを使ってください。
- 末尾の空白。 行末の見えないスペースは差分として扱われます。場面によって有用にもノイズにもなるので、「末尾空白を無視」をオン/オフして使い分けます。
- 並べ替えは「削除+追加」に見えます。 段落を位置 1 から位置 3 に移動すると、位置 1 に「削除」、位置 3 に「追加」が出ます。「移動」検出はありません。
- トークンではなく行を扱います。 改行位置だけ違って中身は同じ 2 つのプロンプトは、全行違うように見えます。事前に改行を整えてください。
- プライバシー。 入力はタブ内で完結します。プレースホルダー文はハードコードされており、入力とは連動しません。